チェスのルール
交互に駒を動かし、相手のキング(王)を追い詰めます。
基本ルール
白が先手。1手ずつ、交互に駒を動かします。
駒の並べ方
- 自分から見て、盤の右下を白マスにします。
- 手前の列は、両端からルーク・ナイト・ビショップ。中央にクイーンとキングを置きます。
- クイーンは自分と同じ色のマスに置きます。
- その前の列に、ポーンを8個並べます。
駒を動かす・取る
- 相手の駒がいるマスに進むと、その駒を取れます。取った駒は、もう使えません。
- 自分の駒がいるマスには進めません。
- パスはできません。
6種類の駒の動き
ナイト以外は、途中の駒を飛び越えられません。

キング王
どの方向にも1マス。
相手に取られるマスへは動けません。

クイーン女王
縦・横・斜めに何マスでも。

ルーク城
縦・横に何マスでも。

ビショップ僧侶
斜めに何マスでも。

ナイト騎士
縦2マス+横1マス、または横2マス+縦1マス。
途中の駒を飛び越えられます。

ポーン歩兵
進むときは前に1マス。
取るときは斜め前に1マス。
後ろには戻れません。正面に駒があると進めず、その駒を取ることもできません。
最初の位置からは、前の2マスが空いていれば2マス進めます。
一番奥まで進むと、別の駒に昇格します。
キングを追い詰めたら勝ち
キングが相手の駒に狙われている状態をチェックといいます。
チェックされたら、次のどれかで必ず防ぎます。
- キングを安全なマスへ逃がす。
- 攻撃している駒を取る。
- 間に自分の駒を置き、攻撃をさえぎる。
どの方法でも防げなければ、チェックメイトで負けです。キングを実際に取ることはありません。
間に駒を置いても防げないチェックは?
ナイトからのチェックや、隣のマスからのチェックです。キングを逃がすか、攻撃している駒を取って防ぎます。
チェックされていなくても、どの駒も動かせないと引き分けです。これをステイルメイトといいます。
詳しいルール
特別な駒の動かし方
キャスリング
キングとルークを1手で動かす特別な手です。キングをルークの方へ2マス動かし、ルークをキングが通ったマスへ移します。
次の条件をすべて満たす必要があります。
- キングとそのルークが、一度も動いていない。
- 2つの駒の間に、ほかの駒がない。
- キングのいるマス・通るマス・着くマスが、相手に攻撃されていない。
左右の違いと、間違えやすい条件
キング側のルークを使うのがショート、クイーン側を使うのがロングキャスリングです。どちらもキングは2マス動きます。
一度動かしたキングやルークは、元の位置に戻してもキャスリングできません。
ルークが攻撃されていてもかまいません。ルークだけが通るマスも、攻撃されていて大丈夫です。
アンパッサン
相手のポーンが2マス進んできたときに使える、ポーンだけの特別な取り方です。
- 自分のポーンを、相手側へ5段目まで進めておきます。
- 相手のポーンが2マス進み、真横に並びます。
- 直後の自分の手番で、相手が通り過ぎたマスへ斜めに進み、そのポーンを取れます。
使えるのは直後の1手だけ。ほかの手を指すと、あとからは取れません。
ポーンの昇格
一番奥に進んだポーンは、その場でクイーン・ルーク・ビショップ・ナイトのどれかに変わります。これが昇格(プロモーション)です。
取られていない駒にも変われるので、クイーンが2個以上になることもあります。
昇格する駒の選び方
ふつうは、最も強いクイーンを選びます。ほかの駒を選んだ方がよい場面もあります。キングは選べず、ポーンのままでもいられません。
このサイトでは、設定で「常にクイーンに昇格」か「昇格する駒を選択」かを選べます。
引き分け
動かせる駒がない:ステイルメイト
チェックされていないのに、どの駒も動かせない状態です。動けない側の負けにはならず、引き分けです。
そのほかの引き分け
同じ局面がくり返される
同じ局面が3回現れると、引き分けを主張できます。5回になると自動で引き分けです。
駒の配置だけでなく、手番と、キャスリング・アンパッサンができるかも同じ必要があります。
駒を取らず、ポーンも動かさずに50手ずつ進む
両者がそれぞれ50手、駒を取らずポーンも動かさなければ、引き分けを主張できます。75手ずつで自動の引き分けになります。ただし、最後の手でチェックメイトした場合は勝敗がつきます。
どちらもチェックメイトできない
どのように指しても、両者ともチェックメイトできない局面は引き分けです。たとえば、キング同士だけになった場合です。
2人が引き分けに同意する
お互いに引き分けで終えることに同意した場合です。
このサイトでは、ステイルメイトと同じ局面の3回出現を自動で判定します。
投了・時間切れ
投了は、自分から負けを認めて対局を終えることです。
持ち時間のある対局では、時間が切れると原則として負けです。相手がどのように指してもチェックメイトできない局面なら、引き分けになります。
勝つためのコツ
最初は3つのコツを意識
- 中央のポーンを動かし、ほかの駒の通り道を作る。
- ナイトとビショップを出してスペースを作り、早めに「キャスリング」する。
- 駒を動かす前に、相手にそのまま取られないか見る。
駒の価値の目安
駒を交換するときの目安です。実際の強さは、配置によって変わります。
| 駒 | 目安 |
|---|---|
| ポーン | 1 |
| ナイト・ビショップ | 3 |
| ルーク | 5 |
| クイーン | 9 |